ソロー

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ソローとは

ヘンリー・デイヴィット・ソロー
Henry David Thoreau
(1817~1862年)

 通販生活では2014年12月に「ソロー事業部」という、木質ペレット製造工場を茨城県石岡市につくりました。

「ソロー」という名前は『森の生活』(1854年)を書いた米国の作家、ヘンリー・デイヴィッド・ソローさんに由来します。『森の生活』の中で、ソローさんは「人間が生きていく上で不可欠なものは衣食住の他にもう一つある」と言っていたからです。

 かねがね私たちは、ソローさんの言うその「もう一つ」を売りたいと考えていました。「もう一つ」とは「薪」です。ソローさんは「人間が凍死しないためには薪が不可欠だ」と言っています。その「薪」を売りたい。 「薪」にこだわる理由は二つありました。一つは、エアコンとは比較にならない「薪ストーブの柔らかい暖かさ」です。しかし、薪ストーブを使いこなすにはけっこう経験が必要。ストーブや煙突の取りつけもかんたんな工事ではないため、小社はあきらめていました。

 ところが、薪ストーブの構造を小型化して場所もあまりとらない、着火もかんたんな「ペレットストーブ」が21世紀に入ってヨーロッパやカナダで急速に普及し始めていたことを知りました。

 さっそく前述の「ソロー事業部」をつくり、わが国におけるペレットストーブ製造の最大手メーカー、さいかい産業(新潟市)に「ソロー」と名づけたペレットストーブを製造してもらいました。小社では関東三県(茨城、栃木、千葉)の山から伐り出されてくる間伐材を、関東三県の本誌読者に買っていただく「地産地消型のペレット販売」を2014年冬から始めました。

 日本は世界に冠たる森林大国なのに、安い輸入材に押されて昔ほどの価格で国産材は、 「売れない→当然大半の森林は間伐(手入れ)されない→荒れ放題…」 という悪循環に陥っています。ペレットストーブに取り組みたかった二つめの理由はここにありました。ペレットストーブが普及すれば、わが国の森林の手入れも活性化します。ペレットが売れれば売れるほど、日本の森林は健康を取り戻せるのです。

 2017年からペレットストーブとペレットの販売を、関東三県だけでなく、全国へ広げました。むろん、ペレットの原料となる間伐材は、利用者のお住まいに近い森から伐り出した「地産地消型」です。ペレットストーブで日本の森をご一緒に守ってくださることを願っております。