さんぶ木楽会の椎茸ホダ木づくり教室

<開催日>2017年4月16日 千葉

  • 1本のホダ木に80個の穴を、電動ドリルで開けていきます。
  • 今回の種駒は手で押し込むタイプ。白い点々が種駒です。
  • さんぶ木楽会の斉藤会長に管理方法をご説明いただきました。

 「さんぶ木楽会」は、千葉県山武地区で今から10年程前に発足した林業に携わる女性達だけのグループです。チェーンソーなどの機械を使って山の整備を行い、その間伐材を利用したクラフト作品の制作なども手がけています。昨年は千葉県の銘木サンブスギを利用した箸づくり教室を開いていただきました。今回は地元のしいたけ栽培農家にお願いして、ホダ木(山梨産コナラ)と種駒を分けていただき、ご自宅で原木栽培する方法を教えていただきました。

 直径12~15cmもある太いホダ木だったため、1本につき種駒を80個植えることができます。太いホダ木を転がしながら、8列×10個の穴をドリルで開けていくのはたいへんな作業でした。最初慣れない手つきだった参加者の方々も、1列2列と開けていくうちにテンポがよくなり、お一人2本ずつのホダ木に着々と穴が開いていきます。開けた穴に種駒を手でぎゅっと押し込んだら完成です。小さな子供でも手伝える作業なので、皆さん次々とホダ木に種駒を植えていきました。

 今回、出来るだけ早く椎茸の収穫が楽しめるように、今年の秋には発生する種を選んでいただきました。同じ品種の生椎茸を試食しながら、「半年後には80ヵ所から椎茸が出るんですね」と期待に胸をふくらます半面、初めてホダ木に触れて「椎茸が出て来なかったらどうしよう」と心配される方も。「さんぶ木楽会」の方たちから、温度や湿度が大事なことなど管理方法をご説明いただきました。私共ソローでもご協力いただける参加者の方々から写真をご提供いただくなど、情報共有の場をつくれればと考えています。

 約2時間の教室でしたが、参加者の皆様や、さんぶ木楽会の方々の、自然への愛情が感じられるイベントになりました。

和田文緒さんのシアバタークリームづくり教室

<開催日>2017年1月29日八郷 / 2017年2月5日千葉

  • 説明をする和田さん(千葉店)
  • (八郷店)
  • 溶かしたシアバターなどの基材を紙コップに入れています。(千葉店)
  • 木のへらでとことん混ぜます。(千葉店)
  • クリーム状になったところ。
  • たくさんの精油から選んでゆきます。(八郷店)
  • 精油を組み合わせて、合計6滴加えます。よく混ぜて完成!

 シアバターとは、アフリカに生息するシアの木の実から採れる植物性油脂です。保湿効果に優れており、特に乾燥しやすい冬から春先にかけてのスキンケアに大変重宝する素材です。

 今回の教室では、アロマセラピストの和田文緒さんを講師に迎え、シアバターを使ったクリームを作りました。仕上げに里山に自生するクロモジの精油を加え、日本の森の香りを表現します。
和田さんは「アロマテラピーの教科書」(新星出版社)という本を出されていて、アロマテラピーをしている方にとっては有名な方です。そんな和田さんの教室ということで、たくさんの方が参加してくださり、八郷店・千葉店共に満員となりました。

 はじめに和田さんのアロマテラピーについての説明です。以前高校の先生をしていたことがある和田さんは、初心者にも分かりやすく丁寧に説明してくださいました。和田さんがドイツから取り寄せたローズヒップにシナモンなどが入ったハーブティーを飲みながら、ショールームに和やかな雰囲気が流れます。

 アロマテラピーは、植物の花や葉、幹、根などに含まれている芳香物質(精油)を使って心身の不調を癒し、健康維持に役立てる療法です。精油には幅広い作用があり、古くから香料、医療用に利用されてきたそうです。

 会場には八郷の山から採ってきたヒノキとクロモジの枝を置いて実際に見てもらい、香りもかいでいただきました。レモンのような香りのクロモジに参加者の方もびっくりされていました。

 先生のお話を聞きながら、作業に入ります。
作り方は、まずシアバター・みつろう・アーモンド油を湯せんして溶かします。液体状になったものを紙コップに移し、ローズ水を加えます。それを木のへらで白くクリーム状になるまでくるくる混ぜます。だんだんと冷えてカスタードクリームのようになったら、容器(20ml)に移します。そこにお好みの精油を加えて爪楊枝でよく混ぜて完成です。

 仕上げに加える精油は、クロモジを中心に、たくさんの中から皆さんお好みのものをブレンドし、オリジナルのクリームを作られていました。和製のクロモジですが、ラベンダーやローズなど洋植物とも相性が良いのがおもしろいです。
出来上がったクリームは、ハンドクリームの他にもフェイシャルクリーム、リップクリームとして全身に使うことが出来るそうです。

平澤淳子さんのクリスマスリースづくり教室

<開催日>2016年11月27日八郷 / 2016年12月4日守谷

  • 材料となる山の恵み・・・赤い枝(レッドウィロー)、赤い実(サンキライ・レッドペッパー・トウガラシ)、茶色の実(シダローズ・松かさ・ふうの実・ブナの実)、緑の葉(クジャクヒバ・ヒノキ・モミの木・ネズ)
  • ベースにグリーン(クジャクヒバ・ヒノキ・モミの木・ネズ)を巻いていきます。(八郷店)
  • 最後のチェック!(八郷店)
  • 出来上がったリースと記念撮影(八郷店)
  • 出来上がったリースを持って(守谷店)
  • 平澤淳子先生の作品

 フラワーデザイナーの平澤淳子さんは、里山の素材を活用した様々なワークショップを開催しています。
  今回は、希少な山の恵みを材料にしたクリスマスリースを作りました。

 ベースはぶどうの蔓、そこにレッドウィローの赤い枝をアクセントに入れます。そのベースにモミの木、クジャクヒバ、ヒノキ、ネズのグリーンを巻きつけていくと、良い香りが教室に漂います。その良い香りに癒されながらのリースづくり。これも山の恵みですね。
  次に木の実(シダローズ、松かさ、ふうの実、ブナの実、サンキライ、ペッパーベリー、トウガラシ)をお好みの位置につけ、リボンとベルをつけて完成です。

 淳子さんが、「自然素材で作るものは失敗が無い」とおっしゃられていましたが、皆さんそれぞれとても素敵なオリジナルリースを作られていました。

高山英樹さんのスプーンづくり教室

<開催日>2016年9月10日八郷 / 2016年9月11日守谷

  • 粗削りのスプーンの状態から磨きはじめます。
  • 袋に入ったスプーンを取ってもらうところ。中央が高山先生、右端が奥さまの純子さん。
  • 皆さん一生懸命磨いて、だんだんと自分のスプーンになっていきます(八郷店)。
  • 完成したスプーンを持ってご満悦です(守谷店)。
  • 鈴木牧場のさけるチーズとスカモルツァ。
  • 完成したスプーンでヨーグルトをいただきました。
  • 会場に飾られた高山先生の作品。特大スプーンもありました。

 今回の講師、高山英樹さんは栃木県益子町に住む木工作家で、古材による家具などの制作を行っています。とてもユニークな方で、益子町の田園風景の中にあるご自宅もご自身で作られたそうです。最近では富山やサンフランシスコで展示会を行うなど、国内外で活躍されています。そんな高山さんと奥さまの純子さんに教えていただく時間はとても楽しいものでした。

 まずはじめに袋に入ったスプーンを一人ずつ取っていきます。高山さんが粗削りしたスプーンは少しずつ形が違うので、くじ引きのように袋に手を入れ取り出します。何が出るか、ちょっとわくわくしますね。

 はじめは目の粗いサンドペーパーで磨きはじめ、徐々に目の細かいものに変えていきます。皆さん集中して、木の手触りを確かめながら一生懸命磨きます。

 やすりがけも慣れてきた頃、高山さんの声かけで参加者の方の自己紹介タイムが始まりました。参加者の方たちは、木工工作が趣味の方、もの作りが好きな方、もの作りは得意ではないけどコレなら出来るかもと参加された方など様々でした。

 お孫さんのプレゼントにとスプーンの先が丸くなるように調整したり、自分の手になじむように何度も持ち変えて作業したり、皆さん思い思いのスプーンを作っていました。

 作業も終盤にさしかかり、仕上げにクルミのオイルをぬった頃、鈴木牧場の鈴木さんよりチーズの試食が配られました。おいしくいただきながら、牧場の取り組みなどのお話を聞きます。

 石岡市にある鈴木牧場は、牛の健康を第一に考え、良い飼料づくりの基となる健康な土づくりを実践している酪農家です。「おいしい牛乳は土作りから」という取り組みが評判となり、各地のレストランで提供されているそうです。再利用可能な瓶に入った無添加のヨーグルトや牛乳そのものの味がすると評判のモッツァレラチーズなどが人気です。

 クルミのオイルがスプーンに定着したら完成です。完成したスプーンで無添加ヨーグルトをいただきます。一生懸命形作ったスプーンで食べるヨーグルトは格別ですね。

 出来上がったスプーンを持って「今晩から早速使います!」と帰られた方や「帰宅後にさらに磨いて仕上げる」という方もいらっしゃいました。

さんぶ木楽会の箸づくり教室

<開催日>2016年7月24日千葉店

  • 「さんぶ木楽会」斉藤ひろ子会長の挨拶。
  • 「さんぶ木楽会」斉藤ひろ子会長の挨拶。
  •           
  • 箸のもとになる木を選んでいるところ。
  • 箸のもとになる木を選んでいるところ。
  •           
  • マンツーマンで教えてくださる「さんぶ木楽会」のみなさん。
  • エプロン姿の「さんぶ木楽会」の皆さん。マンツーマンで教えてくださっています。
  •           
  • 子どもたちも一緒にがんばりました。
  • 子どもたちも両親と一緒にがんばりました。
  • 完成した箸
  • 完成した箸。

「さんぶ木楽会」は、千葉県山武地区で今から10年前に発足した林業に携わる女性達だけのグループで、チェーンソーなどの機械を使って山の整備を行い、その間伐材を利用したクラフト作品の制作を行っています。

箸の材料となるサンブスギは、250年以上前から伝わる千葉県産の良質な挿し木スギで、淡紅色の美しい色合いが特徴です。

その銘木で「世界に一つだけのマイ箸を作りたい」と参加された幅広い年代の皆さん。広めの店内が狭く感じるほどの賑わいでした。

まず、お箸の作り方を説明すると・・・
①スギの角棒を好みの色や木目で4本(2膳分)選ぶ。
②4つの面に10回ずつ計40回カンナをかける。
③1膳分形がそろうようにカンナで調整する。
④サンドペーパーで角を滑らかにする。
⑤山胡桃の油を塗ってツヤを出す。
⑥帯をつけて完成!

さんぶ木楽会の斉藤ひろ子会長はじめ、総勢8名の会員の方たちのパワーあふれるご指導の下、皆さん一生懸命カンナで削ったり、サンドペーパーで磨いたり。

箸1膳分を作るには、2本の木を同じ太さに削らなければいけません。その為には、均等な力でカンナをかけたり、調整が必要。見かけよりもなかなか難しいのです。早い方で30分、じっくりサンドペーパーをかける方で約1時間の箸づくり。完成した「マイ箸」を手に、皆さん満足そうな表情が印象的でした。

鰹節みたいな削りカスは持ち帰って、下駄箱などの消臭剤代わりにもなるそうです。削りカスも無駄にしない「さんぶ木楽会」の方たちの木への愛情が感じられました。

中野林平さんのしいたけ原木栽培教室

<開催日>2016年5月14日水戸店 / 2016年5月15日守谷店

「しいたけ原木教室」講師の中野林平さんは、茨城県北部に位置する常陸太田市の17代続く林業家であり、50年以上にわたってしいたけの原木栽培を手掛ける名人。その林平さんを講師にお招きした人気企画。

ホダ木(しいたけの種菌をつける原木)へ植菌し、ご自宅で管理する方法を教えて頂きました。

長さ90㎝程のホダ木(コナラ)にドリルで穴を開け、一本に種菌を30個ほど植えていきます。林平さんは植菌をされる受講者の皆様のもとをまわり、ホダ木の管理の仕方のコツなど皆様からの質問に、楽しくお話しながらご指導くださり、終始和やかな雰囲気の教室でした。

昨年開催された教室では、翌年の秋に収穫出来るように植菌を行いましたが、出来るだけ早くしいたけの収穫が楽しめるようにという林平さんのご配慮で、今年は翌年の春にしいたけが発生するように菌の種類を変更いたしました。

植菌後には、林平さんが収穫した立派なしいたけを皆様にご試食いただき、生しいたけや干しいたけの販売も行いました。美味しいしいたけを食べられた皆様は来春の収穫を楽しみにされ、大盛況のイベントでした。